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潜水服は蝶の夢を見る。


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誰の言葉だったかもう忘れてしまったけど、
人は人生で少なくとも一冊は小説が書けると聞いた事がある。

一時間60分を24回まわして、
それをさらに365×平均寿命。
確かにそれだけの時間があれば(笑)
どんなに作文が苦手な人でも、
どんなに日常が退屈だと思っている人でも、
「短編小説」の一冊位は書けるンじゃないかと思う。

テーマに悩む必要はない。
自分自身が辿ってきた、面白くも滑稽な日々の過程を
ただそのまま素直に文章にすればいい。
それは内なる個人世界の物語だから、
決して批評家の文学的な解説など必要のない、
自分自身だけの「ノンフクション」であればいいと思う。

だけど多くの人が、自分の存在意義を
心のどこかで「認められたい」と思っている。
もしくは自分が「何者」なのかと探している。
もちろん僕だってそうだ。

だけど「普通」であるという事に、
何故そんなに恐れる必要があるのだろう?

実家に帰る途中、兄貴の家の横を通り過ぎる。
そこにはいつも、
優しげなオレンジ色のライトに照らされた窓が見える。
僕はそれを眺める度に、何故か涙がこぼれ落ちる。
兄貴の人生における葛藤がどんなものだったか、僕は知らない。
けれど兄貴と随分前に飲んだ時に、
「オレはもう、傍観者だから」と彼は言った。

それはきっと諦めから出た言葉じゃなくて、
兄貴なりの人生の寄り添い方なのだろうと僕は思った。
あの日の言葉は忘れられない。
不思議な程、今でも鮮明に覚えている。

「普通」に生きる事の難しさ。
それを知っているからこそ、
兄貴の家の灯りは温かいのだろう。
「普通」に生きる事の難しさ。
それを知らないからこそ、
僕は涙が止まらないのだろう。

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~潜水服は蝶の夢を見る~
そんな映画を観た。
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深海何千メートルで、潜水服に身を包まれた
身動きの取れない主人公が、蝶の舞う夢を見る。
これが実話だと聞いて、さらに感慨深い気持ちになった。

僕は幼い頃、布団の中で宇宙を創れた。
小さなベッドに手作りの「コックピット」を作って、
目を閉じてから数十分後にロケット発射。
まぶたの裏に映し出される、光の粒子の残像は
僕の意識下の宇宙だと信じていた。

その中で僕は月に行って旗も立てたし、
地上からのびてきた電信柱に腰を下ろして、
水色の惑星を見下ろしたりもした。
アンドロメダ銀河の間近に迫った事だってある。

人間の想像力は本当に無限大だ。
空想の世界では僕はどこにだって行けたし、
何者にだってなれたし、
逆に、
何者で無くもなれた。
あの頃だったら、深い深い海の中でだって、
きっと蝶の羽ばたきを見る事が出来たハズだ。

僕はもう一度見てみたい。
自由自在に宇宙を彷徨う自分を。
大人になるにつれ、
見えなくなってしまった映像を。

潜水服は蝶の夢を見る。
薄黒い海の底で、僕も蝶の夢を見てみたい。
そこはきっと偽りのない世界。
心地よければそのままずっと、
海底に潜ったままでもいい。

やがてまた朝はきて、
「365分の1」が廻りだす。
そんな事は分かってる。

だけどせめてその時まで。
再びまぶたを開く...その瞬間まで。
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14:25 | my routine life | comments (5) | trackbacks (0) | page top↑

陽気なギャングが地球を回す。

陽気なギャングが地球を回す。

決して誰にも気付かれないように。
決して周りに惑わされないように。
尚かつ、出来る限りクールな方法で。
静かに狙って、優しく奪う。

そーやって僕らは心を奪う。
ちょうど僕が「Carole King」の歌声や旋律に、
魂の断片を根こそぎ奪われたように。

先日、KINOTOでのLIVEでサポートしてくれたメンバー、
ケントさん&ヒロくんとちょっとした打ち上げがありました。
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ケントさん(From ユタ州)とは銀座のカレー屋さんにて。
めちゃ美味かった~!
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ヒロくん(From ジュノンボーイ)とは魚の美味いお店でがぶ飲みでした。
すんませ~ん!!「ハイボール2つ!!」

主題はやっぱり音楽の事だったけど(笑)
陽気なギャングはいつだって陽気にしゃべる。
キツかった時代の事だって、飲んではしゃいで笑って語る。

それは緻密な秘密の作戦会議。
次は『誰』の心を奪おうか?
どうやって驚かそうか?
とか言って、オレはすでに二人の演奏に
心を奪われてるンだけどネ(笑)

時間が経って、人はようやく気付く。
自分が無くしたものと、
それらと引き換えに得たものを。

でもね。

得たもの全てに意味がある訳じゃない。
失ったもの全てに意味が無かった訳でもない。
だからこそ。
僕らは出会い、キツかった時代の事もジョークにしながら時を過ごせる。
そんな風に、腕1本で勝負をしている人をいつも心から尊敬する。

陽気なギャングが地球を回す。
そうやってボクらは生きる。

今日も明日も明後日も。
世界の規模なんかは関係なくて、
ただひたすらにいい音を目指す。
それは驚く程に純粋に。
まわせ、まわせ、世界を回せ。

僕はこの出会いをきっかけに、
さらに音楽的な高みに達すると思う。
次回のLIVEが楽しみだっ。
新曲携えて、みんなと会えるのを待ってます!!

がおっ!!
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最後はお手てつないで帰りました(笑)


P.S
著者:伊坂幸太郎さんが文庫版の後書きに
「九十分くらいの映画が好きです。」と書いてあった。
軽快なテンポと、くだらなく見えて実は知的なユーモア。
もしかしたら人生なんて、
凝縮すれば2時間もいらない作品なのかも知れない。
そう思わせるこの人の小説は最高です!!

ちなみに僕は『重力ピエロ』の主人公、
『ハル』の生き方がめちゃくちゃ好き。
こんなに好きなフィクション上の主人公は、
カミュが書いた『異邦人、ムルソー』以来かも知れない。
ぜひ、興味がありましたら一読を!!

なんかね、みんなとすごくイイ話ができたよ。
よっしゃ、新曲書くぞ~う!!
お楽しみに!!
07:51 | my routine life | comments (8) | trackbacks (0) | page top↑

Mint Julep。

これから本気でプロを目指すっ!!
もしくはアレンジやプロデュースの仕事がしてみたい!!
そんな方は、ぜひこのBlogを読んで下さい。
先月アタマから同じ事務所の
『Mint Julep』
彼らのレコーディングを手伝わせてもらっています。
ここではそのアレンジャーのお仕事。
現場の"KnowHow"を伝えれたらっと思っております。
こうすればキミも明日から音楽業界入りだぜいっ!!
目指せ、プロフェッショナル!!目指せ資本主義の豚!!

アレンジャーの心得1:
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コーヒーは常に切らさない&にこやかにメンバーに注ぐべし!

アレンジャーの心得2:
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時にはメンバーの肩こり&マッサージもにこやかにやるべし!

アレンジャーの心得3:
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エンジニアさんには90度のおじぎ&お菓子をにこやかに贈呈すべし!

アレンジャーの心得4:
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いいTAKEが録れるなら、自ら進んでにこやかにイスになるべし!!

アレンジャーの心得5:
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ホントは仲良し(笑)

ゴホンっ。
すみませぬぬぬ。。
アレンジャーの心得1~4は大きな間違いです。
これから本気でプロを目指すっ!!
もしくはアレンジやプロデュースの仕事がしてみたい!!
...そんな方は、まったく参考にしないで下さいね。

でも、現場の雰囲気を盛り上げるのも役割としては非常に大事!
いいTAKEが録れるなら、ピエロにでもアホにでもなりますわい(笑)
でもねー、そんな心意気も時には大事だと思うのですっ。
(上記の写真、Mintのみんなには無理矢理やらせておりますので、
くれぐれも勘違いなさらぬよう!!みんなイイコだよ~笑)

横浜マリノスの『ボンバーヘッド』こと中澤選手は
元々は足下の技術もままならないヴェルディ川崎の練習生だったと聞きます。
しかし、彼は今や押しも押させぬ『日本代表』の看板選手!!
大きな円グラフをそれなりに均等に描くよりも、
結果いびつなカタチの円になったとしても、
そのアーティストの『長所』が抜きん出せれば問題なし!!

没個性とか、教育の画一化とかお偉いさんは言うケド、
『短所』なんてものはきっと元々ないのです。
それもその人を司るひとつの大切な大事な『個性』
あとはそれをどう「それぞれ」が表現するかという方法論だと思います。

RAGの時もそうだったけど、
『こーありたい!!』
...って気持ちをお互い敏感に感じ合える気持ちが一番大事。
ボクらはコンピューターじゃないからね。
人間ならではの『ミステイク』その後に続く『グッドテイク』を
僕は常に大事にしていたいと思っています。

オタマジャクシも未だにちゃんと読めないオレが言うのもなんだがねーっ。
この業界で辛うじて生きていれるのも...
ひとえにそんな感性&右脳の言うがままに、
従って過ごしていたからかも知れません(笑)
根拠のない自信だってイイじゃん!!
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頑張れMint!!
キビシい時もあるかも知れないけど、
本当に楽しいのはこっからだぞ~!!
みなさんも期待していて下さいネ!!

...今月基本OFFなのに(笑)
結果仕事しておりまっす。
そろそろオレも新曲書くで~!!

がおっ!!
03:25 | my music life | comments (10) | trackbacks (0) | page top↑

心唄。

ちょいと遅れてしまいましたが...
先日29日は、渋谷KINOTOでのSpecial Live、
『心唄』
にお越し頂きありがとうございましたっ。
満員御礼感謝多謝!!
最強のサポートメンバーにかこまれ、
ヘビーローテーションで聴いてた田中クン、
そして尊敬する大先輩、伊藤銀次さんとの対バンLIVEは
まさに「ママン...ボク最高だったよ」の一言です。

緊張と刺激と、ちょっとばかしの負けん気を見せて(笑)
一言、一音に魂込めて大切に歌いました。
そんな日に限って声が出るわ、出るわ~!
もうあと何十曲でも歌えちゃいそうなくらい、
めちゃくちゃ調子良かったのが不思議です。
やっぱしきっと...
緊張と刺激と、ちょっとばかしの負けん気なのです=3

自分のステージ中はケントさん(from ユタ州)
ヒロくん(from ジュノンボーイ)
との駆け引きがめちゃくちゃ面白かった!!
なんだろう...
ホントこないだは、スゲー研ぎすまされていた気がします。
時間にしたら一秒にも満たないのに、
みんなとちょっと目配せするだけで全てが分かった。
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今回はこのチャーリーズ☆エンジェルでお届けしましたっ。

耳から入った一瞬にも満たない音が、
血管と細胞を通って、
それが体中に流れ込んで、
自然に言葉が溢れ出てきた感じ。。
...なんか、オレちょっと上手くなったかも(笑)

「歌う」ってより、「話しかける」って感じに近かった様に思います。
僕の曲のワンフレーズでも、みなさんに届いてくれていたら嬉しいです。

そしてなんと言っても、先日のLIVEの"トリ"は、
出演者全員で組んだシークレット・セッションBAND!!

楽屋では銀次さんから日本のPOPS創世記の貴重な話も聞けたし、
ってか、一緒に演奏させて頂いたし!
「DOWN TOWN」歌っちゃったし!
田中クンとキャロルキング演っちゃったし!
ダハーっ、スゴい!!
ホント最高に楽しい夜でしたっ。
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銀次さん、田中クンと。ちょと緊張しております...

その色々なカタチの音の渦の中で、
みなさんと同じ空間を共有できたのが嬉しかったです。
温かな拍手、本当にありがとう。

9月のLIVEはちょっとお休みをもらったので
みなさんに会えないのが残念ですが、
今回のLIVEでもらった刺激をそのままに。
次回のステージで表現できたらなっと思っています。

でわでわ~、
何かと細々あるんだけど、基本的にはOFF!!
な、今月。
のんびり温泉にでも行こーかにゃー?

諸々決まったらスグUPしまーすっ!
...ね?(笑)
16:21 | my music life | comments (9) | trackbacks (0) | page top↑
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